米国史上最大の人災を映画化した『バーニング・オーシャン』ネタバレ&感想

世界最大級の「人災」。

アメリカ史上最大とも言われる、海上での原油流出事故かつてそこでは何が起きたのか?

実話を元にした系の作品で、予告編でかなりそそられましたので、映画感にて鑑賞してまいりました。

冒頭に書いたキャッチコピーがもう、不謹慎かもしれないですけど惹かれますよね。配給会社GJです!(笑)

パンフはこんな感じです。いたって普通のスタンダードな縦長デザイン。

26Pで税抜き667円。うーん少し、ページ数が少ないような気も。

しかし!当時の事故の説明が詳しく載っていたり、難しい用語の説明やディープウォーターホライズンと呼ばれていた石油掘削施設に関する記述もあって、映画だけでなく事件についても知れるところが良かったです( ´ސު`)

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【映画情報】

【原題】Deepwater Horizon
【制作国】アメリカ
【監督】ピーター・バーグ
【脚本】マシュー・マイケル・カーナハン/マシュー・サンド

【製作総指揮】ジェフ・スコール/ジョナサン・キング
【製作】ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ/マーク・バーラディアン/マーク・ウォールバーグ/スティーヴン・レヴィンソン/デヴィッド・ウォマーク
【音楽】スティーヴ・ジャブロンスキー

【出演([]内は役名)】

  • マーク・ウォールバーグ[マイク・ウィリアムズ]
  • カート・ラッセル[ジミー・ハレル]
  • ジョン・マルコヴィッチ[ドナルド・ヴィドリン]
  • ジーナ・ロドリゲス[アンドレア・フレイタス]
  • ディラン・オブライエン[ケイレブ・ハロウェイ]
  • ケイト・ハドソン[フェリシア・ウィリアムズ]
  • イーサン・サプリ―[ジェイソン・アンダーソン]

【公開日(日本)】2017年4月21日
【上映時間】107分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】G

【IMDB】7.2/10.0  (およそ90,000人の評価)

【あらすじ】

2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。【引用元:映画.com】

【感想】

☆3.3/5.0

事故の臨場感が半端ない!!!

ただの実話系映画だけにとどまらないクオリティなんです。

前半の人物の書き込みも上手だし、主人公が娘に自分の仕事を教えるシーンがあるんですが、ジュースに差し込んだストローから石油を抜いていくところを娘が再現しようとして、その缶の中身が突然、勢いよく飛び出してしまうんです。

ここがねぇ、今後の展開を想像させる不吉さで・・・すごく上手い演出だと感じましたね。

そして、久々に見たジョン・マルコヴィッチのヴィランっぷり・・・ヴィランというかまぁ彼は彼なりに仕事を成功させたかった・・・という気持ちは分かるんですが。あまりにも判断が浅はかすぎる。ウン億円の大企業に勤めてるとは思えないメンタルですね(笑)

しっかしまぁそのマルコヴィッチさんの事故後のとぼけたというか呆けた顔が本当に上手くて(笑)憎くて堪らなくなりますよ(笑)

少し横道に逸れてしまいましたが・・・事故が起きるまでの不吉な雰囲気・・・劇場内を飲み込むその不穏な空気。息を飲みました。そして、起きるうようでなかなか起きない事故。

ここかな?というところで焦らして、最後にドバァアアン!!!と火災が発生。

これはね、本当に本当に恐ろしかったです。映画というかまるで自分がそこにいるかのような臨場感がありました。凄かったです。これが実話と思うと本当に・・・怖いし、命を張って仕事をしている人たちに全力で敬意を払いたくなる。

映画を支える実力派の俳優陣!

主演のマーク・ウォールバーグの鬼気迫る演技、本当にすごいです。特に、全てを乗り越えて救い出された後の彼の演技が凄い。あんなにも怯えて・・・本当に恐ろしかったのに、火事場の馬鹿力といいますか窮鼠猫を噛むと言いますか。限界まで追い詰められてもなお、家族の元へ帰りたいという一心で生き抜こうとした彼の姿は、とても演技とは思えませんでした。

お見事!!さすがです!!

そして上でも書きましたが、マルコヴィッチさんのトボけた演技。それも良い味出してた。最近ああいう役が多い気がするんですけど・・・ハマるもんなぁ。

そしてそして!!私の一押し俳優の一人、カート・ラッセルの兄貴!!!(という歳ではもうないんだけれど私の中では永遠に兄貴)

本当に渋カッコいいし、絶体絶命でこれ以上はもうどうにもならないだろうというところでも、最高責任者としての自分の使命を全うしようとする姿に胸を撃たれます。

もう一度言うけど最高にカッコいいよ!!!

難点を言うとすれば

実話ならではのストーリーをここまで映画的に魅せてくれるのは素晴らしいんですが・・・

エンドロールまで見ると、当時の亡くなった方の名前や、写真が流れて来るんですよね。

以前に書いた『ライオン 25年目のただいま』の感想の時もチラッと思ったんですけども、どうにも実際の人物の写真とかを出されてしまうと「世界ビックリ仰天ニュース」のハイクオリティ版かな?という感覚になってしまうんですよね。。

そこが唯一惜しかった点かなぁ。

モキュメンタリーでもなければドキュメンタリーでもないわけで、あくまで実写を元にした「映画」というものに仕上げるならば、あまり現実の人の事を意識させられたくない・・・というのが私の見解なんです。

だって、「本当にあったんだ」と思うだけで、その作品の価値が上がってしまうわけですから。もし実際の人物の名前や写真を使ったりするならば、ドキュメンタリーにすればいいのになぁ。

でも最近、そういう傾向が顕著ですよね。何故かはわからないけれども。その時代の流れにも、私も適応していかないといけないのかもしれません。

まとめ

とにかく劇場で観るもしくはホームシアター的なところで大画面、大音響で観るのをオススメします。

ディザスタームービーとしては本当にクオリティが高いし、誰にでもある程度は満足してもらえるはず!!

人間が関わらなければ起きなかった人災というもので人々が苦しむのは、本当に悲しいなぁ。そんな独り言をポツりと残して、感想を終えたいと思います。


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