夫がタイムトラベラーだったら?映画『きみがぼくを見つけた日』ネタバレ&感想

「たとえ束の間でも―― 会いに来てくれるのを待ってる」

レイチェル・マクアダムスファン必見の、タイムトラベル系ラブロマンスです!!

なんと製作総指揮にブラッド・ピットの名前が!!

かなり切ない路線を狙っているであろうこの作品・・・やはり、タイムトラベルものは無意識に矛盾点を探してしまったりするので、物語に集中出来るほどしっかり話の筋が描かれているか・・・という点が気になりますね。

個人的にタイムトラベルの恋愛ものでは『バタフライ・エフェクト』が最上だと思っているのでそれと比べてどうか、というのも感想に大きく影響しそうです。

夫がタイムトラベラーだったら・・・貴女なら待ち続けられますか?

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【映画情報】

【原題】The Time Traveler’s Wife
【制作国】アメリカ
【製作総指揮】ブラッド・ピット、リチャード・ブレナー、ミシェル・ウイス、ジャスティス・グリーン

【監督】ロベルト・シュヴェンケ
【脚本】ブルース・ジョエル・ルービン
【原作】オードリー・ニッフェネガー『きみがぼくを見つけた日』
【音楽】マイケル・ダナ

【出演([]内は役名)】レイチェル・マクアダムス[クレア]、エリック・バナ[ヘンリー]、アーリス・ハワード[リチャード・デタンブル]、ロン・リビングストン[ゴメス]、スティーブン・トボロウスキー[デヴィッド・ケンドリック医師]、ジェーン・マクリーン[チャリス]、ブルックリン・プルー[少女時代のクレア]
【公開日(日本)】2009年10月24日
【上映時間】110分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【映倫区分】G
【IMDB】7.1/10.0  (およそ121,000人の評価)

【あらすじ】

時空を旅する運命を背負うヘンリー(エリック・バナ)は、どんなときにどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べない。秘密を抱えた孤独な人生を送る彼は、ある日、旅先の過去で、一人の少女に出会う。やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)といつしか愛し合うようになるが……。【引用元:シネマトゥデイ】

【感想とネタバレ】

☆3.2/5.0

まずはルール確認!

主人公ヘンリーさんのタイムトラベルにおけるルールを確認しましょう。

  • タイムトラブルは突然行われる
  • 行く場所や時間は選べない
  • 戻って来るタイミングも分からない(数秒の時もあれば何週間の時もある)
  • 持ち物、服はトラベル先に持っていけない(必ず全裸で現れる)
  • スゥーッと消えて行く(けっこういろんな人に色んな場所で目撃される)
  • どうやらてんかんの症状の時と同じ電磁波?が脳に現れて?いるらしい

こんな感じで医学的根拠もそこはかとなくある超絶理不尽なターミネーターって感じの設定ですね~(ターミネーターなのは全裸なとこだけ)

引き込まれる二人の出会い!しかし・・・

ある日図書館で、見知らぬ女の子に「ヘンリー・・・ようやく会えたわ」と声をかけられるところから始まります。

彼女はヘンリーが近い将来、タイムトラベルした過去の世界で出会う女の子だったのです。ここほんとロマンチックで、個人的にはこの映画の一番のクライマックスはここじゃないかなと思ってます(笑)

相手は自分の事を知らないけれど、自分は小さい頃から知っていてずっと恋していた男性に、ようやく現代で出会うことができた。本当に嬉しくてたまらないっていうレイチェル・マクアダムスの笑顔が最高に幸せそうです!

本当に可愛い!!

ここの出会いのシーン、観客を引き込ませるのがすごく上手なんですけど、よくよく考えれば

「ここまでのヘンリーの人生で一度もクレアの元へトラベルしなかったのに、彼女と出会ったところから急に彼女の周りにばかりタイムトラベルするようになるんだなぁ・・・」

とかうっすら思ってしまいますね。”行ける場所は選べないルール”があるのでなおさらね。

ここからがややこしい!!

基本的にはクレアの生きている時間軸をメインに、恋人になったヘンリーが過去に行ったり未来に行ったりするのを見守る形になるんですが、ここでクレアの過去にヘンリーが来る場面なんかもちょいちょい混ざってくるので、少し混乱気味に・・・。

あまり大きな事件は起きずに話が進んでいくのでなんとなくは把握できるんですが、もう少しどの時代にいるのかとか分かりやすくしてほしかったかなぁと。

オチについての不満点

これは、ヘンリーの娘のタイムトラベル能力が進化したという設定のせいで生まれた不満です。

つまり、

主人公の死は絶対に阻止できるはず。

という一点。下手したら主人公のママすらもなんとか出来てしまうかも。

「将来起きる死(つまりは運命的な流れ)は阻止はできない」と劇中で断言されているんですが、それならそれで阻止できないという事を観客に納得させる状況を作って欲しい。

どこぞのファイナル・ディスティネーションみたいなホラー映画ではないんだから、娘が「何月何日のいついつにジジイに猟銃で撃たれて死ぬよ」って一言教えるだけでも絶対違うはず。

だって娘は”自分でタイムトラベル先をコントロールできるようになるんですから!

それが出来るのならば、死ぬ前の父親にその場所に行かないように頼むとか、なんならジジイを縛り上げて猟に出られないようにしてしまえば良いじゃないですか(笑)

そこまではやらないしできないしきっとそうは出来ないっていうお約束なんだろうけど…

「お約束」と言ってしまえばなんでもアリになってしまうから、最後の死だってご都合に合わせて私たち観客を泣かせようとしてるだけに見えしまうわけですよ!!!

娘の能力がせめてヘンリーと同じならなぁ…。多分、娘だからと進化させる意味はストーリー的にはなかったはず。

まぁ、本気で死を回避するのが目的なサスペンスでもないので仕方ないかもですが。

でもそう考えると

夫がだいぶ自己中

劇中でクレアも言ってますが、若い女の子をそそのかしただけのようにも見えてしまうし……

確かに彼の能力はとても孤独なものだけど、でも、本当に彼女を愛しているなら苦労を背負わせたくないって思うもんじゃないですかね!

結婚生活がいかに大変なものになるか想像できたはずなのに!!

そして上でも言ったように、何回も何回も母親の死を回避しようとして出来なくてヘトヘトになってしまったのなら、娘の能力が進化してると気付いた時点でそこに飛びつくべきでは?

このままでは、自分と同じように娘も苦しめてしまうことになるじゃないですか!

しかも何の相談もなくパイプカット・・・いくら分かってもらえないからって強硬手段すぎるでしょ。

死を回避するのが目的ではないラブストーリーであり、ヒューマンドラマなんだったら、そこらへんもう少し共感出来るようにしてほしい・・・。

まとめ

やっぱりタイムトラベルものは矛盾点だとかパラドックスについて考え始めるとダメですね・・・。

深く考えずに観れば一見ロマンティックなんですが、意外に旦那の方がえげつない気がしてしまいます。

とりあえず

本気で生きようとして!!!!!

という感じですかね。

決してつまらない!という作品でもないのですが・・・すごくイイ!!!ともならないなぁ。

あっレイチェル・マクアダムスは最高に可愛いので、彼女のためだけでも観る価値ありです!


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