【中編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

こちらの記事は、【前編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想の続き、中編になります~( ´ސު`)

さてでは、次は3話と4話ですね!!

今回から、

熱い映画好きということを隠して外では完璧なキャリアウーマンに擬態している木根さんと

普段あまり映画を観ない、穏和で物静かな、ドンパチするだけのアクション映画を超生真面目に分析しまくる真面目タイプな佐藤さん(旧姓水城さん)との

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ドダバタ同居キネマコメディ

開幕です!!

あらすじの後に紫文字で書いてある文が私の感想になります!

3本目:インディ・ジョーンズ

会社の部下に飲みに誘われる木根さん(なんと課長だった・・・!)。しかし、彼女は今日映画を観に行くという一大イベントのため、お断りするのであった・・・。

佐藤さんと豪雨の中、会社を後にする木根さん。佐藤さんに

「豪雨の中観たい映画なの?映画館遠いよ?料金も高いし。働いてると時間も合わない

何でわざわざ映画館行くの?

と問いかけられてしまう。過去にも家族から「1人で映画ァ!?料金×本数・・・」と蔑まれてきた(笑)木根さん。そう、そこには人類誕生以来繰り広げて来た数々の戦いの中の1つ・・・

映画館で映画を観るか、テレビ(レンタル・DVD・ネット配信)で観るかの戦いがそこにはあった!

もう負けない、佐藤さんに「一緒に映画に連れてって」と言わせてやると血気盛んな木根さん(しかし映画館には一人で行く派の木根さんは連れて行く気はない(笑))。そして独自の持論を展開する木根さん。

「いい?映画というのはね、映画館で観るために作られている。画面構成・演出・その他諸々、TVやスマホじゃ監督の意図を汲むには小さすぎる。巻き戻しも一時停止も出来ない2時間は、自分とは違う人生を味わう至福の時。映画を観るということは、「鑑賞」ではなく「体験」なの!」

しかし相変わらず佐藤さんの反応は激薄(笑)やっぱりこいつとはそりが合わない!とぶち切れ、電車やバスも止まるような豪雨の中びしょびしょになってでも「私は映画館で観たいのぉおお!!」と強行しようとする木根さんを謝りながら止める佐藤さん。

「本当に?今まで映画館で年間100本は観て来たんだよね?そのすべてが、絶対に観たくて行ったものなの?好きな監督とかシリーズだからとりあえずっていうのもあるなら、DVDでも良いんじゃない?それで観に行った映画が面白かった事があるの?”映画館で観ること自体”が目的になってない?それは、義務じゃないんだよ?」

そう言われ、ショックを受けて崩れ落ちる木根さん。「確かに、人に”なんで映画館に行くの?”と聞かれた時に色々と理屈っぽい事を言ってきたけど本当は「演出?監督?鑑賞?体験?」なんてよくわかってなかったのかも、年間100本も映画館で観れば「あ~DVDで観れば良かった映画がほとんど!」だったよ~~~」と混乱し始める木根さん。

木根さんのアイデンティティの崩壊に「木根ごめんね私が悪かった!」と謝る佐藤さん。

でも、昔は確かに純粋に映画館で観る事が楽しみだった・・・いつからこんな風に・・・と過去の回想を語り始める木根さん。

木根さんが初めて映画館で観た作品は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』。魔宮の伝説をテレビで観て大興奮した木根さんは絶対に続編を映画館で観たかったのに家族には猛反対され。自分でコツコツとお金を貯め、交通費を浮かすために遠くの映画館まで自転車を漕ぎ。やっと着いたら激混みの上に途中入場、しかも立ち見。

最悪・・・と思いながら観た映画は、「最高」だった・・・!

映画が終わって幕を閉じ劇場が明るくなった時の、緊張と興奮が解け、筋肉が弛緩するあの心地よい疲労感、完璧だった。

そう・・・あの感覚が忘れられない。

気分はもう宝を見つけたインディ・ジョーンズそのもの!

回想が終わり、「観に行った映画が面白いなんて保証はない、くず鉄かもしれない、それでも苦労してでも行きたいと思うのは・・・そこに宝があるから!と木根さんの名言が!!!それに心打たれ一緒に映画に行くと決めた佐藤さん!!

・・・しかし、今回観にいった映画は”くず鉄”だったようで(笑)


私は元々、映画好きの家族に囲まれていて、小さい頃から5本で1000円のレンタルをするのが月に数回ある。そんな家庭で育ったおかげで映画といえば「おうちでレンタル!」なんですよねー。昔から、映画館で観る時は相当吟味し、映画館で観る価値のある映画(例えば映像の迫力が凄そうだったり、それこそお気に入りの俳優さんが出ていたり)だけを選んで観に行っていた感じでしたね。

しかし近年は映画仲間も増え、彼らと一緒に映画館に足を運ぶ事も増えてきました。昔は邦画は映画館でなんてほとんど観なかったのに・・・今ではジャンル問わず映画館で観れるものは観ていますね。やっぱり迫力が違うし、没入感が凄いし、DVDで観て感動した作品をもし映画館で観た場合、その感動は5倍くらいに膨れ上がるんです。その事に気付くのが遅かったなー。いや。今でもDVD鑑賞も大好きですけどね!

くず鉄かもしれないけれど宝も確かにそこにはある。映画は鑑賞ではなく”体験”である。

この言葉はほんと分かります。何千何万本とある映画の中から宝を見つけた時の感動!映画館でエンドロールの間涙を流し、スタンディングオベーションしたくなるのを堪え、しばらく経っても椅子から立ち上がる事が出来ない・・・これはまさに至高の「映画体験」ですよね。

しかしそれでも私は多少は映画館で観る作品を選ぶ傾向がまだある・・・(笑)私なんかよりも断然、木根さんの方が映画好きだなぁ。と感じます。

4本目:スター・ウォーズ

二度と観られないと思っていたスター・ウォーズの新作『フォースの覚醒』の宣伝が始まるとすかさずテレビを消す木根さん。どうやら過去に映画の宣伝でネタバレを観てから、期待している映画の宣伝は観ないようにしている様子。

スター・ウォーズの他と違うところ(ヒットしたから続編を作ったわけではなく、最初から6エピソードあるうちの4~6までを切り取って先に作り公開、その後1~3を製作したという流れ)4~6を観て感動した木根さんは、1~3もワクワクで観に行ったしかし、その結果は

「なんか思ってたのとちがう・・・」

(笑)というもの。しかしそれは、あまりにも前情報を仕入れすぎて期待値が上がっていたから!だから今回の新シリーズ『フォースの覚醒』から始まる7~9の三部作は出来るだけ前情報を仕入れずに観たい!!という事らしい。

しかし、会社の会議でおっさん連中がスター・ウォーズ談議に花を咲かせてしまい、危うく新作の情報も耳に入りそうに!!慌てた木根さんは「スター・ウォーズって観た事ないんですけどぉ、あれってどの順番で観ればいいんですかぁ?><」という質問で切り抜ける・・・!おっさん連中はやれ「製作順に3からだ!」「いや時系列順に1からだ!」「そこはあえて5からで!」と議論を始め、無事新作の話題は流れたのであった・・・


いやほんと木根さん賢い(笑)とっさにこの質問が思い浮かぶのはなかなか・・・さすがです!

私はスターウォーズは観た経験がなく、観ず嫌いというか、元々「映画好きなら押さえてるでしょ」みたいな大作映画を観ていなかったりしたので(バックトゥザフューチャーシリーズとかも。最近観ましたが)スターウォーズも観ていなかったんですよね。まぁ、色々ネット上で映画情報を観ていると自然とネタバレも見えて来てしまい・・・ほとんど内容知ってるのにわざわざ6作観るのかぁ・・・という想いもありました。

しかし、『フォースの覚醒』が始まると知り、過去作も観て予習しよう!と思ったものの・・・3で見事に撃沈。私の肌には合わなかったんです。(SFもともと得意じゃないですしね)しかし、新作は今までの作品を観てなくても楽しめると知り、スタウォファンの友人と鑑賞。これがもう

すんごく面白かった!!!(笑)

しかし、ここから一応全ての作品を見返し、最新作(というかスピンオフ)の『ローグ・ワン』も劇場で観ましたが、結局『ローグワン』が一番気に入ってしまったという・・・(笑)思うんですが、多分映画館で上映していた当時に観に行けば私も過去作のスターウォーズを楽しめたかもしれません。その世代じゃないので不可能だったんですが・・・。過去作もリアルタイムで観て惚れて、そして新作に興奮する。それは当時の人にしか出来ない特権ですよね。本当に羨ましい!!

参考キネマ一覧

()内は製作年と監督。私も好きな作品は赤字にしてあります♡

3本目:インディ・ジョーンズ 

  • フレディVSジェイソン(2003年/ロニー・ユー)
  • レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年/スティーヴン・スピルバーグ)
  • インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年/スティーヴン・スピルバーグ)
  • インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年/スティーヴン・スピルバーグ)

第2話:スター・ウォーズ

  • スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年/ジョージ・ルーカス)
  • スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年/ウェス・クレイヴン)
  • スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年/スティーブン・R・モンロー)
  • スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年/ジョージ・ルーカス)
  • スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年/ジョージ・ルーカス)
  • スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年/ジョージ・ルーカス)
  • スター・ウォーズ エピソード/フォースの覚醒(2015年/J.J.エイブラムス)
  • 戦争と平和(1965~67年/セルゲーイ・ボンダルチューク)
  • イウォーク・アドベンチャー(1984年/ジョン・コーティ)

今回の2作は本当に木根さんが生粋の映画好きだという事が分かりました。次回の5話はゾンビ映画!!これはまた楽しみです(笑)

長くなってしまいましたが【1巻/後編】へ続きます!

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!!


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