実写化したよ!1995年版アニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』ネタバレ&感想

そう囁くのよ・・・私のゴーストが

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【画像引用元:映画.com】

1995年に公開された押井守監督の攻殻機動隊。世界でもファンが多く、映画『マトリックス』へも影響を与えたというすんごい作品です。

原作の漫画は未読でございます。その上、私はテレビアニメシリーズのSTAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)と、S.A.C. 2nd GIG(しかも途中まで)しか観ていません!!!

今回、ハリウッド実写版が公開されるという事で実写化を観たあとにこちらをDVDにて鑑賞いたしました。

だって再現度が気になったから・・・!

感想の最後に観るべき順番を書いておきます。

【映画情報】

【原題】GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊
【制作国】日本
【監督】押井守
【脚本】伊藤和典
【原作】士郎正宗『攻殻機動隊』

【音楽】川井憲次
【声の出演】
草薙素子:田中敦子

 バトー:大塚明夫
 トグサ:山寺宏一
 イシカワ:仲野裕
 荒巻大輔:大木民夫
 中村公安6課部長:玄田哲章
 オペレーター:林田篤子
 通信の声:うえだゆうじ
 少女(草薙):坂本真綾
 人形使い:家弓家正
【公開日(日本)】1995年11月18日
【上映時間】85分
【配給】松竹
【IMDB】8.0/10.0 (およそ94000人の評価)

【あらすじ】

西暦2029年、高度に発達したネットワーク社会において多発するコンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するため結成された非公認の超法規特殊部隊「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描く。ある日、某国情報筋から、国際手配中の凄腕ハッカー・通称「人形使い」が日本に現れるとの情報が9課に寄せられる。隊長の草薙素子と9課の面々は人形使いの痕跡を追うが……。【引用元:映画.com】

【感想】

☆3.9/5.0

脳だけが残されて全身サイボーグになった主人公の草薙素子が、自我とは、魂とは、何をもってして人間と自覚するのか等、哲学的な苦悩を繰り広げる。

むずかしいい言葉がたっくさんです!!

しっかりイヤホンをして言葉を聞き逃さないように集中していないと「やっばい今聞いてなかったよーん」となりかねないです。DVDなので何度でも繰り返し観れますが(笑)

おおよそは、素子たちが所属する公安9課が追う国際指名手配犯(コードネーム「人形使い」)が実は政府が作ったハッキング・プログラムで、そのプログラムがゴースト(※作中で自我や魂といったものを表す創作単語)を持ち、己を「情報の海で生まれた生命体」と称して素子に近付き「君、すごく気が合いそうじゃん俺と合体して新しい生命体に進化しようぜ」的な事をもちかけてくる・・・という流れです。人間の脳を持たないプログラムが”ゴースト”を有しているという可能性を前に、素子の”人間としての自分”が揺らいでいく場面が印象的。

◆ちびぞう的みどころ

”人形使い”に脳をハッキングされ操られていた清掃業者の男がすごく不憫なんです。この左の人。

体の一部を義体化することによって便利な生活に変わっていくかもしれないけど、それによって何者かに自分の記憶が書き換えられてしまう・・・。「自分の今の記憶が偽物だったら?」なんて疑ったって、本物だと証明するものは何もありません。とても恐ろしいですね。

この男が語っていた妻との離婚問題や一人娘の話は、全て”人形使い”に埋め込まれたものだった。ここのシーンで持っている写真に本当は娘さんなんか映っていないんですが、隣の男に見せようとするんですよね。でも隣の男は「興味あるかよ」とそっぽを向いて写真を見ない。うーんすごく上手い描写。

この男に9課の人間が本当のこと(妻子なんていない)を告げるシーンでのアパートの映像なんか本当にショッキングで素晴らしくてたまりません。

書いていて思ったんですが、自分の記憶を証明してくれるのは”他人”であることを示唆しているのかな。もちろん周りの人間も記憶を書き換えられていたらどうしようもないですが、それでも・・・他人がいてくれることで証明される真実があるかもしれない、という希望は持てますよね。

◆特典も観よう!

この作品、当時のアニメーション技術的にものすごく革新的なことをしている作品なんだな、と特典のインタビューを観ていて思いました。こんな技術が使われている、というのをすごく専門的な視点で詳しく教えてくれるんですが(正直1ミリも分からないことばかり)、その特典映像を観てからこの作品を観るとより、面白さと凄さが分かるかもしれません。

◆実写化の前にシリーズを追うなら・・・オススメの順番!

個人的に、攻殻機動隊のお話はパラレルなところが多いのでどういう順番でもイケるのでは…と思うのですが。個人的にはテレビシリーズのシーズン1(SAC)を最初に観ておくのが入りやすいのかな・・・と。私がそこが最初だったのもありますが、映画よりもコミカルな部分があって観やすいし、何よりもタチコマという愛すべきキャラクターやカリスマヴィラン”笑い男”が出てくるからです(笑)この二つのポイントにハマれば間違いなくシリーズを追う気力が湧いてきます!(笑)

そして攻殻の雰囲気や世界観になじんだら『今作(もしくは内容一緒でリメイクされた2.0と付いた作品)』→『イノセンス』という流れで時系列が繋がっているようなのでその順番で観るのが良いかと。

そこから素子の過去編である『ARISE』→『新劇場版』でしょうかね。

出来れば実写化を観る際は「吹き替えがオススメ」です。間違いなく。攻殻ファンの方はぜひ吹き替えで!

◆まとめ

SF作品ですし哲学的なテーマを扱っているので、あまり気楽に観れる作品ではないです。だけども、情報化社会になってスマホというパソコンで遠くの人達と簡単に話が出来るようになった現代では「こういう未来もなくはない」と思えるだけこの映画の怖さも理解出来るし、そして人間という存在の儚さについても考えさせられる名作だと思います。実写化をきっかけに古い方のアニメ作品も観てくれる人が増えるといいですねー。とかいう投げやりな感じで〆。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』の方も、こちらの作品と照らし合わせて感想を書きました。

よろしければそちらも読んでみてください( ´ސު`)


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