キムタクVSニノの演技バトル!映画『検察側の罪人』ネタバレ&感想

一線を、超える。

正直、キムタクかぁ、と思いつつも予告編を観て、酒向芳さんのピエロのような怪しげな見た目とキャラのインパクトに惹かれ二宮君も嫌いじゃないしと劇場へ足を運びました。

キムタクの映画は『無限の住人』以来ですねー。その時はボッコボコ(物理)にされてたけど今作はどうなのか・・・

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パンフはこんな感じ。

赤と白と黒のシンプルなデザイン、46Pとかなり分厚い!!税抜き760円です。監督のインタビューやキャスト陣のコメントだけでなくスタッフさんのコメントも充実している印象。

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【映画情報】

【制作国】日本
【監督/脚本】原田眞人
【原作】雫井脩介
【製作】市川南
【共同製作】藤島ジュリーK.
【エグゼクティブプロデューサー】山内章弘
【企画/プロデュース】臼井央
【プロデューサー】佐藤善宏、西野智也
【撮影】柴主高秀
【編集】原田遊人
【美術】福澤勝広
【装飾】籠尾和人、高橋光、岩井健志
【照明】大坂章夫
【録音】矢野正人、鶴巻人
【VFXスーパーバイザー】オダイッセイ
【衣装】宮本まさ江
【出演([]内は役名)】

  • 木村拓哉[最上毅]
  • 二宮和也[沖野啓一郎]
  • 吉高由里子[橘沙穂]
  • 松重豊[諏訪部利成]
  • 平岳大[丹野和樹]
  • 大倉孝二[弓岡嗣朗]
  • 八嶋智人[小田島誠司]
  • 酒向芳[松倉重生]
  • 音尾琢真[千鳥]
  • 大場泰正[前川直之]
  • 谷田歩[青戸公成]
  • 矢島健一[高島進]
  • キムラ緑子[桜子]
  • 芦名星[運び屋の女]
  • 山崎紘菜[最上奈々子]
  • 東風万智子[丹野よしこ]
  • 山崎努[白川雄馬]

【公開日(日本)】2018年8月24日
【上映時間】123分
【配給】東宝
【映倫区分】G
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野。やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れるが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.7/5.0

掴みは悪くないんですけど・・・全体的にまとまりがない映画でした。

テーマが多すぎてとっちらかってるんですよね。

オープニングからキムタク扮する最上の講義を聞く二宮君(沖野)の場面で、沖野は最上を検事として尊敬(崇拝)している・・・という二人の関係性が描かれます。

この、最上と沖野の検事としての二人の男が己の正義を挟んで対立関係になっていく。

最上検事は幼馴染的な女の子を殺害した過去の事件で犯人として名前が挙がっていた松倉をいわゆる私怨から今回の事件でも追い詰めていきます(過去の事件では有罪に出来なかったけど、松倉が犯人だった)。しかし今回の事件の犯人は弓岡という男。つまり松倉は冤罪という形になります。

どうしても松倉を罰したい最上検事は、弓岡が捕まる前に接触し逃亡の手伝いをすると持ち掛けて殺してしまいます。今作の、「罪人」というのは最上検事の事なんだなー。という事が分かってきます。

この最上検事の怪しい行動に気付いた沖野検事は、彼の行動を信じたい。でも明らかにおかしい。尊敬する検事はおかしくなってしまったのか?自分はどうするべきなのか?正義を信じて尊敬する人に立ち向かっていくのか?そんな葛藤がこの話のメインの流れになって行きます。

しかし!!!!!

これ以外にも沢山の要素が散りばめられています。

例えば太平洋戦争の時に日本軍が行ったというインパール作戦。この時に参加していた兵士同士が親族にいるという設定が、最上検事と諏訪部の間にあるのですが・・・

正直この設定、いる?

パンフを読むと監督オリジナルの追加設定ぽかったので、なかった方が良かったよなぁ。と思いました。せっかくの本筋の問題がくらむというか。とっちらかった印象になってる原因の一つがこれ。

それからもう一つ。

吉高由里子扮する橘さんの設定。

彼女は、実は小説家で面白いネタを掴むために試験を受けて潜入している・・・というぶっとんだ設定なのですが。その彼女の正体がバレるタイミングというのが、最上検事の行動が皆に怪しまれ始めた頃。最上検事が自分に向いた目を逸らさせるために彼女の正体をバラすんですよね。

正直、せっかくの彼女の設定も「そのためだけに」用意されたような感じがして、残念でした・・・。橘と沖野の恋愛関係も唐突だったし、バレてからの二人の関係の描写も薄く感じました。

あと、このタイトルなのに

法廷シーンすっ飛ばしってどうなんですか?????

まとめ

もんのすごくディスりまくりですけども(笑)

このタイトルも好きですし「罪人」とは誰なのか、正義とは何なのか、と考えさせるテーマも好きなんですけどね!!!オチもそんなに嫌いじゃなかった、ただそれを活かせてない感がすごい。

あとキムタクはこういうアンニュイというか、格好良いだけじゃないキャラクターの路線で行くのかな今後。演技力の問われる路線だと思うので頑張って行って欲しいです。

ニノはもう少しこうなんか、静かな役がいいなぁ。ニノがキムタクを食ってた、という感想も見かけましたが、ちびぞう的にはそんなに食ってる感じもなかったです。

アッ!あと酒向さんの怪演よかったですよ!!!!


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